宅建・史上初の小学生合格者の父による宅建合格ブログ

史上初の小学生合格者(当時12歳/小6)の父による宅建合格ブログです。これから宅建試験にチャレンジする方々に、最短距離で合格を勝ち取るためのノウハウを提供します。勝利の方程式&95%理論の提唱者!!

小学生初・記録更新への回想🎯®️

──記録がモチベーションを高める

たまに知人から、

「最年少記録は狙っていたのか?」

と訊かれることがある。

そういう場合、私はすぐさま

「小5の時は狙っていた」

と答える。

息子の健斗が記録を更新するまで、過去の宅建試験での最年少記録が、ネットや書籍などから12歳であることを知っていたからだ。平成18年に、大阪に住む少年が作った記録である。

健斗が小5で宅建試験に合格すれば、11歳での合格となり、歴代の最年少記録となる。

しかし残念ながら、11歳での合格は叶わなかった。平成25年度の合格基準点は33点。健斗は31点、、

2点足りなかったのだ。

正直いって、この時点で最年少記録への夢は諦めていた。主にネットからの情報だったが、平成18年の12歳は、中学生ではなく「小学生」だったと複数のサイトに記されていたからである。

「一つのサイトなら間違いかも知れないが、複数あるから12歳=小学生というのは正しいのだろう」

私はそう信じて疑わなかった。

健斗の誕生日は7月。本試験は10月にあるから、小6で受かれば12歳と3ヶ月。後の新聞記事には12歳4ヶ月と掲載されたが、12歳3ヶ月が正しい

これも後に知ったのだが、宅建のような国家試験の場合、合格発表日ではなく、本試験日での年齢が記録となるからである。

大阪の子が、本試験日に12歳2ヶ月以内だった場合、記録更新は夢と消える。12歳3ヶ月でイーブン。12歳4ヶ月以上なら健斗が最年少となる。

今だからこんな計算もできるが、当時は、そんな発想さえ頭に浮かばなかった。ただ漠然と、12歳ならば大阪の子と引き分け?くらいの感覚だった。

単独での12歳ではなく、引き分けタイでの12歳ということで、小5の時よりモチベーションが下がることを私は危惧していた。

それでも健斗は、記録よりも「合格したい」という気持ちが勝っていたため、モチベーションを下げることなく10月の本試験を迎えることができた。

そして平成26年12月3日。

念願の合格を果たした健斗は、合格発表の翌日(12月4日)に読売新聞社の取材を受けることになる。

その時の記者とのやり取りの中で、例の大阪の子が、中1での合格だったと知ったのだ。事前にその記者が、機構側に問い合わせてくれていたのである。記者はこうも教えてくれた。

「大阪の子は試験時12歳と11ヶ月で、試験後すぐに13歳になったようです」

もっと拮抗してると思っていた私は、少し肩透かしを食らった気分だった。

それでも今にして思えば、その大阪の12歳の子がいたからこそ、健斗も頑張れたに違いない。そういう意味では、その男の子には感謝している。


──情報の一元化

私はこれまで「史上最年少合格へ」と題して、健斗が最年少で宅建合格を果たすまでの道程を、全7回分けて記事にしてきた。

そこには嘘の情報や誇張は一つもなく、ありのままを赤裸々にブログ記事にしたためた、真のノンフィクション・ストーリーである。

親子が二人三脚で歩んで合格をつかみとった真実の記録。

まだまだ文章としては未熟だが、その道程を回想録として残しておくことに意味があると思ったので、そのへんはご勘弁いただきたい。

この記事一つで、全7記事すべてを読むことができるよう情報の一元化を図ることにした。

以前に、「改正民法の条文穴埋め&一問一答」シリーズ(全16記事)でも一元化を試みたことがあったので、それを踏襲したわけだ。

以下、各記事のタイトルと小見出し、記事のURLを添付しておくので、興味のある方はご覧ください。

史上最年少合格へ①
・初めての敗北
・なぜ宅建試験を受けようと思ったのか?
・小学生に民法が理解できるのか?
・目標に向けて舵を切る
・学業との両立は可能か?
https://paparing-takkenshi.com/entry/2020/01/20/003326

史上最年少合格へ②
・小5の夏休みを終えて
・追い込みをかける
・想定外の出来事
・そして運命の日
・ここからが本当のスタート
https://paparing-takkenshi.com/entry/2020/01/21/002000

史上最年少合格へ③
・リベンジへ向けて
・運命の一冊と出会う
・そして春休み
https://paparing-takkenshi.com/entry/2020/01/23/000317

史上最年少合格へ④
・小学6年生
・予備校のオープン模試
・苦渋の決断
https://paparing-takkenshi.com/entry/2020/01/24/000607

史上最年少合格へ⑤
・LECの宅建0円模試
・勝負の夏休み
・それ以外の出来事
https://paparing-takkenshi.com/entry/2020/01/25/002210

史上最年少合格へ⑥
・ラストスパート
・LECの宅建ファイナル模試
・魔の修学旅行
https://paparing-takkenshi.com/entry/2020/01/26/164121

史上最年少合格へ⑦ final
・モチベーションを取り戻す
・本試験の当日
・運命のいたずら
・希望の光
・努力が報われる日
・環境の変化
https://paparing-takkenshi.com/entry/2020/01/27/185947

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業法、業法、業法!!®️

──3大分野の重要度

宅建試験の「3大分野」といえば、権利関係・宅建業法・法令上の制限のことである。

この3大分野で苦手を作らない、とはよく言われることだ。これらのどれか一つでも苦手にしていたら、確かに合格は厳しいと思う。

だが、そのことが脳内に刷り込まれ、「どれも満遍なくモノにしなければならない」と思い込んでいたら、それは少し違うのではないか?

苦手分野を作らない=バランスよく学ぶ、とは必ずしもならないからだ。

私が唱えた「勝利の方程式」は、まず最初に一問一答式をマスターし、次いで四択過去問に移るというもの。

一問一答集は、3大分野がもともと一冊に収められているので、初めからバランスは取れている。

それを最初から順に解いていけば、特に意識しなくても全体をフラットに勉強したことになる。

しかし問題は、次の四択過去問に移ってからだ。

かねてより私は、過去問は95%以上の正解率を目指すように訴えてきた。

だがこれは、全体としてのパーセンテージであって、すべての分野、すべての項目でそれを求めてはいない。

例えば権利関係。

この分野は難しい問題も多く、必ずしも95%は必要としない。

LECの『ウォーク問❶権利関係』でいえば、レアなC問題が16題ある。全体の問題数が169題だから、約1割だ。

C問題を除き、残りの特A、A、Bだけだと90.5%にしかならない。

この権利関係で95%以上を目指すのなら、当然C問題もいくつかモノにしなければならない計算となる。

税も、C問題を除けば95%に届かないし、譲渡所得は難易度が高いので、C問題以外であっても時間のない人は手を付けない方がいい。

対して宅建業法は、95%の正解率では足りない。

近年、個数問題が増えてきた点を考慮すれば、『ウォーク問❷宅建業法』は100%の正解率を目指した方がよい。

実際、業法の過去問で95%正解していた受験生が、本試験では13/20点しかとれなかった例が一昨年にあった。

業法は引っ掛け問題が多く、少しでも曖昧なまま本試験に臨んだらこういうことにもなりかねないのだ。

だからこそ、業法は正解率を100%にしなければならないのである!

──業法を得点源にせよ

一応、3大分野の過去問の目標正解率を示しておくので参考にしてほしい。

権利関係→90%以上
法令上の制限→95%以上
宅建業法→100%

一見して分かるように、3大分野の中では宅建業法だけが100%で、権利関係が90%以上、法令上の制限が95%以上である。

私は全体として95%以上の正解率を主張してきたが、小分けするとこんな感じになる。

中でも宅建業法は、問題数が多いにもかかわらず100%である。合否を分ける分野の一番手は、権利でも法令でもなく業法なのだ。

業法で18点以上とれている受験生の合格率は、恐らく5割を超えている。逆に、権利や法令で高得点をキープしても業法がダメなら落ちてしまう。

業法を得点源にするには、過去問は正解率100%が必須条件である。

直前期になって、権利も業法も法令も免除も、どれも未完成で諦めモードになってしまった受験生は、宅建業法だけに絞って勉強してみてほしい。

仮に、今年の合格基準点が35点だったとしよう。

権利7点(半分)、法令4点(半分)、税その他4点(半分)しかとれなかったとしても、業法が満点ならば合格なのだ。

反対に、業法が10点(半分)だった場合、他の分野がトータルで8割とれていても不合格である。

業法を得点源としなければならない理由は、まさにここにある。

「どの分野も満遍なく学習する?」

「勉強はバランスが大切?」

こんな優等生的な言葉に騙されてはいけない。どんな試験にも戦略があるように、宅建試験にも戦略が必要だ。

私の場合、本試験の前日には、業法の一問一答だけを何度も回していた。

業法独特の引っ掛けにやられないように、業法を反射的に解けるように。

その甲斐あってか、本試験の業法では19点とることができた。

これが私の戦略であり、今年の受験生、いや来年以降の受験生にも通じる普遍的な戦略になるだろう。

満遍なく学習するのは、一問一答だけで十分だ。四択の過去問では、上記のように「宅建業法」に特化した学習をしてほしい。

極端にいえば、過去問は、宅建業法さえ100%を達成できたのなら他は90%未満でも構わない。

それが戦略であり、それが宅建試験に合格するための秘訣でもある。

最後にもう一度いうが、合否を決定づけるのは権利でも法令でも税でも免除でもない。

「業法、業法、業法!!」

これだけは肝に銘じておいてほしい。

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息抜きの宅建 Q&A®️


宅建クイズ1

【問題】

次の法律用語の読み方は?

①遺言
②競売
③借地借家法
④囲繞地
⑤牽連性
⑥嫡出子
⑦譲受人
⑧欠缺
⑨遡及効
⑩元本
⑪入会権
⑫兄弟姉妹

【答え】

①いごん
②けいばい
③しゃくちしゃっかほう
(しゃくちしゃくやほう、でも可)
④いにょうち
⑤けんれんせい
⑥ちゃくしゅつし
⑦ゆずりうけにん
⑧けんけつ
⑨そきゅうこう
⑩がんぽん
⑪いりあいけん
⑫けいていしまい


宅建クイズ2

【問題】

次の消滅時効の起算点はいつか?

①確定期限のある債権
 →(  )時
②不確定期限のある債権
 →(  )時
③期限の定めのない債権
 →(  )時
④契約解除による原状回復請求権
 →(  )時
⑤債務不履行による損害賠償請求権
 →(  )時

【答え】

①期限到来
②期限到来
③債権成立
④解除
⑤本来の債権について履行請求できる


宅建クイズ3

【問題】

宅建業法35条の記載事項で、下記のカッコの部分は、❶売買・交換❷建物の貸借❸宅地の貸借の順に並んでいる。その部分に説明が必要ならば◯、必要なければ✕を付けよ。

①私道に関する負担
 →❶( ) ❷( ) ❸( )
②手付金等の保全措置
 →❶( ) ❷( ) ❸( )
③石綿の使用の有無
 →❶( ) ❷( ) ❸( )
④住宅性能評価を受けた新築住宅
 →❶( ) ❷( ) ❸( )

【答え】

① ◯✕◯ (左から順に)
② ◯✕✕
③ ◯◯✕
④ ◯✕✕


宅建クイズ4

【問題】

宅建業法37条の記載事項で、下記のカッコの部分は、❶売買・交換❷貸借の順に並んでいる。そこに記載が必要ならば◯、必要なければ✕を付けよ。

①引渡し時期
 →❶( ) ❷( )
②移転登記の申請時期
 →❶( ) ❷( )
③公租公課の負担
 →❶( ) ❷( )

【答え】

① ◯◯ (左から順に)
② ◯✕
③ ◯✕


宅建クイズ5

【問題】

次の場合、建築確認が必要ならば◯、必要なければ✕を付けよ。

①180㎡の寄宿舎の大規模修繕
②400㎡の旅館をホテルに用途変更
③鉄骨2階建て、延べ面積180㎡の住宅を新築
④高さ14mの木造建築物の改築
⑤準防火地域内で行う7㎡の増築

【答え】

① ✕ 180㎡の寄宿舎は一般建築物なので大規模修繕でも確認不要
② ✕ 類似した用途変更は確認不要
③ ◯ 鉄骨2階建ては大規模建築物なので確認必要
④ ◯ 木造で高さ13m超は大規模建築物なので確認必要
⑤ ◯ 防火地域・準防火地域の建築には確認必要


宅建クイズ6

【問題】

次の法令の許可権者は誰か?

①海岸法
②湾岸法
③文化財保護法
④河川法
⑤道路法
⑥生産緑地法
⑦自然公園法(国立公園)
⑧自然公園法(国定公園)

【答え】

❶海岸管理者
❷湾岸管理者
❸文化庁長官
❹河川管理者
❺道路管理者
❻市町村長
❼環境大臣
❽都道府県知事

上記の❶〜❼以外は、原則として、都道府県知事の許可となる。


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過去問を掘り起こす®️

──弁護士志望の宅建合格戦略

私の尊敬する井藤公量弁護士は、宅建試験の勉強を本試験の10日前から始めたという。

当時、彼は司法試験(旧)を目指す受験生だった。司法試験には、択一試験と論文試験があり、その両方をクリアしなければならない。

彼は択一試験には難なく合格するのだが、論文の方がダメだった。

井藤弁護士は、著書『資格試験 超効率 勉強法』(日本実業出版社)の中で、こう述べている。

「僕は途方にくれた。択一には合格するのだが、論文には受からない。何かが、間違っているのだ。何だろう。僕は苦悩した。そもそも、試験の直前期に基本書などを読んでいたから落ちるのだが、当時の僕は気がついてなかったのだ」

宅建試験にもそれと同じことがいえる。直前期に過去問を疎かにし、テキストを読むことに価値を見いだしているような受験生は危険信号だ。

司法試験の論文と宅建試験を同列に語ることはできないが、直前期に過去問よりテキストに重点を置く勉強が危険なのは間違いない。そういう意味では、両者は共通していると思う。

彼は、何度チャレンジしても合格できない論文試験の合間に、宅建試験を受けておこうと考えた。願書の申込みは済ませておいたが、宅建の勉強を始めたのは、本試験の10日前だった。

本屋へ行き、15年分の過去問が一冊に収まっている「年度別過去問集」を購入した。買ったのはこれ一冊のみで、テキスト等は購入しなかった。

某大学の法学部出身の彼は、権利関係を勉強する必要がなかった。司法試験の択一に合格する力があるのだから、当然といえば当然である。

とはいえ、宅建業法や法令上の制限などは未知の領域だった。そこで彼は、この2つの分野に絞って勉強し、税その他は捨てる戦略に出た。

この頃の宅建試験は、権利15点、業法16点、法令10点という主要3分野で41/50点の配点がある。当時の宅建試験は、35点取れれば合格だった。

15年分の過去問の中から、業法と法令のみを取り出して勉強したのだろう。なにせ、残された日数は10日しかないのだ。

結果、彼は「41点」で宅建試験に合格した。業法と法令に絞った戦略が功を奏したのである。

──ジグソーパズルを組み立てる

井藤弁護士以外にも、10年分の過去問集一冊のみで合格した人の記事を読んだことがある。

「テキストなしに過去問だけで合格するって、一体どんな頭の構造をしているのだろう?」

彼らの記事を読んで、私が感じた率直な疑問だ。

昨年、Twitterであるフォロワーの方と、そのことについてやり取りしたことがある。

私はその人に対し、

「ジグソーパズルを組み立てていくような感じで、過去問から全体像を把握していくんだろうね」

と、そんなリプライをしたのを覚えている。

言い換えるのなら、過去問の掘り起こし。私たち凡人には難しいことだ。

しかしながら、テキストが傍らに置いてあれば、それに近いことは可能ではないだろうか?

つまり、過去問を解いていく過程で疑問点があれば、すぐさま該当箇所をテキストで調べる。最初のページから一字一句読み込んでいくのではなく、調べるためにテキストを用いるのだ。

①テキスト→②過去問を解く→③解説を読んで理解するという順序ではなく、①過去問を解く→②解説を読む→③それでも理解できなければテキストを読む、という順序の置き換えをするわけである。

今がまだ春先の早い時期ならば、テキストを単独で読み込むのもありだと思う。

だが今はもう追い込み期。テキストの読み込みに時間を費やしている暇などない。

宅建試験に関していえば、後者の順で取りかかった方が早く仕上がるし、合格にも近付ける。

テキストには、試験で問われないことも数多く載っているが、過去問には、試験で問われたことしか載っていない

焼き直し率の高い宅建試験では、過去問が「最大公約数」とも言えるのだ。

これから本試験までの間、過去問の理解にこそ、時間を使わなければならない。過去問がすべて解け、それが自身の血肉になってきたと感じられたら、合格はすぐ目の前にあると思っていい。

今の時期、過去問が半分取れない人でも、一心不乱に過去問を解きまくれば、まだまだ合格の目はあると私は思っている。

業法と法令をわずか10日間でマスターした井藤氏のように、残りの日数を「過去問」に賭けてみてほしい。

過去問なくして合格はないのだから。

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合格するための秘訣®️

──実力を可視化する

これまで勉強してきて、今の実力を測るには過去問はうってつけだろう。

単に年度別の点数だけではなく、正解率を自身の実力の尺度とすることができるからだ。

一問一答でもそれは同じ。120問解いて90問正解ならば、正答率は75%ということになる。

こうやって数値化(可視化)して、次は80%、その次は85%というふうに目標を設定して取り組めば、モチベーションだって維持できる。

そして何よりも、自分の今の実力が分かる。可視化できる。このことの意味は大きい。

テキストの読み込みだけでは、いつまで経っても自分の立ち位置が分からないからだ。それに実力を数値化していないと、次の目標が設定できない。

今のような情報化社会に過去問の重要性に疑問を持ち、テキストにオールインしてしまうテキスト至上主義者がまだまだ多いのが現実だ。

そこが残念で仕方がない。ギリギリまでテキストに専念し、本試験の直前に過去問で実力を測ろうとしてもダメ。

それでは遅い。手遅れなのだ。

テキスト至上主義の弊害®
https://paparing-takkenshi.com/entry/2020/01/19/000450


──過去問で論点をあぶり出す

Twitterなどで、時々こんな意見を目にする。

「何度も過去問を解いていたら答を覚えちゃって、、これ以上やる意味あるんでしょうか?」

過去問を何度も繰り返せば、正解番号を自然と覚えてしまう。でもそんなのは普通であって、むしろまったく覚えていない方が珍しい。

答を覚えるほど過去問をやり込んだ。それはそれで素晴らしいことだと思う。しかし、各肢の論点はちゃんと頭に入っているのだろうか?

過去問は、正解肢を導き出せればそれで終わり、というわけではない。すべての過去問には論点がある。それも一肢一肢に論点が内包されているのだ。

その論点をきちんと理解し、すくい上げ、自分の血肉とする。仮に四択過去問の正解肢が1番だったとしても、2~4番の肢もしっかり分析する。

そこまで出来て、その上で全体として95%以上の正解率を叩き出す。これでようやく過去問を制したといえる。

正解番号を選び出して終わり、ではない。終わりにしてはいけない。

95%以上が合格ゾーン®
https://paparing-takkenshi.com/entry/2020/02/14/202428


──必要な過去問数は?

書店の宅建コーナーへ足を運ぶと、10~12年分の過去問集が最も多いことに気付く。

数にして500~600題。やはり合格にはこれくらいの数をこなす必要がある。250~300題のものもあるが、これでは恐らくボーダー付近だろう。

有名なLECの『ウォーク問』(全3冊)で550題。これを一肢ごとに分解すると2,200問。一見、多く感じるかも知れないが、気後れしてはならない。これが合格に必要な数なのだから。

また過去問を選ぶ場合、年度別ではなく分野別を選んでほしい。その理由は次のとおり。

年度別過去問集の落とし穴®
https://paparing-takkenshi.com/entry/2020/02/18/191642


──模試は受けるべきか?

現在の自分の実力を測るには、過去問以外に模試も解いた方がいい。余裕がなければ市販の模試でも構わないが、大手の予備校が主催するオープン模試も一度は受けておくべきだろう。

これほど今の進捗状況を可視化するのにうってつけのものは、他にないからだ。個人的な実力だけではなく、全体の中の立ち位置が分かるのがいい。

市販の模試の場合、大手予備校の豊富なデータに裏打ちされたLECやTAC、日建あたりは良質な問題が多い印象だが、それ以外の模試は、本試験との乖離が大きかったりと、今一つ信頼性に欠ける。

これから市販模試の購入を検討されている方には、予備校が出しているものをお薦めしたい。

LEC宅建士 渾身の5冊
https://paparing-takkenshi.com/entry/2023/05/31/232628


──論点の数がモノをいう

過去問は、正解番号を言い当てることを最終目的としてはいけない。4つの肢のすべてを分析し、その中の論点を一つずつ押さえていく。

一つの過去問を解けば、4つの論点に出くわす。その一つ一つを、自身の中に取り入れ、脳内にインプットする。以前に私が、

「過去問を解くということは、アウトプットとインプットを同時に行う作業のことである」

といったのはそのためだ。

過去問を解く意味とは?®
https://paparing-takkenshi.com/entry/2020/01/18/185515

そうやって一つ一つの論点を脳内にインプットし、それを模試などでアウトプットしていく。その地道な繰り返しが力になるのだ。

一説によると、宅建合格に必要な論点は、およそ500~1,000らしい。

一問一答はもちろん、四択過去問の各肢にも必ず論点がある。過去問を解くたびに、その論点の一つ一つを脳内にストックしていってほしい。

その数が多ければ多いほど、合格に近付ける。模試でも本試験でも、瞬時に誤りの肢をさばくことができるようになるのだ。

これこそが「合格するための秘訣」である。

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右半分で22点以上がノルマ®️

──左右に分割された解答欄

いわゆる「5問免除者」を除けば、宅建試験の問題は全部で50題だ。

従ってマークシート用紙の解答欄も、全部で50ヶ所ということになる(×4で200ヶ所)。解答欄の左半分が25で、右半分が25と2分割されている。

左半分の内訳は、権利関係14、法令上の制限8、税と価格の評定3

右半分は、宅建業法20、免除科目5となり、左右合わせて50題だ。

複雑ではないので、他の資格試験と比べるとマークミスも起こりにくい。

マークシート用紙の各分野の解答欄は次のようになっている。

もちろん赤線は引いてない。

分野ごとの解答欄がこのような位置にあることは、あらかじめ知っておいた方がいい情報だろう。

──右半分の目標点数

これは意外に知られていないことなので、ここで少し触れておく。

息子の健斗が、小5で初受験する直前に私はこう言った。

「右半分で22点以上を狙うように」

と。右半分とは、マークシート用紙の右半分のことで業法と5問免除だ。

結果、業法は18点あったものの、免除が2点しかなくて涙を呑んだ。

その年(平成25年)の合格基準点は33点以上で、健斗は31点だった。

業法で20問中18点を確保し、免除で5問中4点をとる!

もしこれが達成できれば、左半分の点数が少々悪くても、合格基準点を上回る可能性が出てくる。

仮に今年の合格基準点が35点だとした場合、右半分で22点とれていれば、左半分は13点でも良いことになる。

法令で6点、税と価格の評定で2点ならば、権利は5点でも合格できるということだ。

見過ごしがちだが、このことの意味は大きい。だからこそ、

右半分で22点以上

を確保することが大切なのだ。

そもそも問題自体の難度も、左半分の方が右半分よりずっと高い。その傾向は、ここ何年も変わっていない。

よって右半分でしっかり得点し、左は5割そこそこでOKということになる。

業法で18点以上、免除で4点以上は、レベルの高い目標設定ではない。現実に達成可能なものである。

分野別の難易度で、一番易しいのが業法、次いで免除なのだから。

──マークシートの読み取り方法

大学入学共通テストや資格試験など、マークシート用紙の試験の採点では専用の読み取り機を使う。

そして試験案内には、HBかBの鉛筆を使用するよう記されている。

もちろん、それには理由がある。

鉛筆でマークするタイプの試験では、マークシート用紙に付着した炭素に近赤外線を当てて反射を読み取る仕組みとなっている。

だから油性のマジックやボールペンなどはNGである。水性もダメ。

このことを知らない受験生が、油性ボールペンでマークしてしまい不合格となった例もある。

単に黒色で塗り潰せばよい、というわけではないのだ。

一部、炭素を含んだゲルボールペンや黒の色鉛筆などでは反応することもあるらしいが、一度マークしてしまったら消しゴムで消せないので使わない方が無難である。

HBかBの鉛筆が推奨されているのは、その芯に含まれる炭素が機械(OMR)に反応しやすいからに他ならない。

こういったことを、稀に知らない受験生がいるので注意を促しておく。


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不合格者に共通すること®️

──はじめに

本来なら、合格する人と合格しない人を比較しながら論ずるべきだったのかも知れない。

しかし、あえて「不合格者に共通すること」というタイトルを付けて論じることにした。

合格する人の勉強法は多種多様であって、これが唯一無二の勉強法などというものは存在しない。ところが不合格者には、不思議と共通性がある。

今回の記事では、その共通性に着目し、重要だと思われるものを6つ取り上げることにした。

──テキスト至上主義者

過去問の重要性がまったく認識できずに、テキストを隅々まで読み込んで記憶すれば「合格」できると本気で信じている。

そういう思考回路の人を、私は「テキスト至上主義者」と呼ぶ。

今から20年前の宅建試験ならば、あるいはテキストの読み込みだけでも合格できたかも知れない。

だが今はムリだ。

20年前と現在では、試験の難易度に隔絶の差がある。はっきり言って、今の宅建試験にテキストだけで合格するのはほぼ不可能といえる。

過去問の独特の言い回しに慣れておかないと、思うように点が取れないからだ。ある意味、日本語能力が問われる試験でもある。

中・高で現代文が苦手だった人には少々辛いかも知れない。

権利関係などは、数学の証明問題と通じるところもあるだろう。

そしてテキストの読み込みに、総勉強時間の50%以上を費やしている人は要注意だ。

今すぐにでも、過去問中心の勉強にシフトチェンジしなければならない。

春先の早い段階ならまだいい。テキストと過去問(一問一答)を行き来する初期の学習ならば、五分五分の比率になってもおかしくない。

しかし願書を提出する7月以降に、テキストの方が過去問より時間比率が大きいようならば、それは明らかに危険信号である。

7月以降は、テキストは通読せずに辞書的に使うのが正しい。

過去問の独特の言い回しに慣れ、あわよくば肢の内容やフレーズを覚えてしまうことで、本試験で誤りの肢を瞬時に見抜く力が養える。

誤りの肢に違和感を覚え、目利きができるようになるのだ。嗅覚と言い換えてもいいだろう。

その力は、テキストだけでは絶対に身に付かない。しつこいくらいに過去問演習をしないと、誤りの肢を瞬時にさばけないのだ。

宅建試験の合否を左右するほど大切な力。違和感を感じとれる力。

この力を養わない限り、合格はないと断言してもいい。

──正解肢を選んで終わり

例えば四択の過去問で「正しいものはどれか」という問いに対し、一番上の肢が正しい答えだったとする。

「1番の肢が正解だから、もはや2~4番の肢は読む必要すらない。時間のムダだ」

そう判断して次の過去問に移る。

次の四択問題では2番の肢が正解だった。だから3番と4番の肢は華麗にスルー。そしてまた次の過去問に移る。

そんな勉強法で本当にいいのか?

私は以前に、四肢択一は「一問一答」が4つあるものとして解くことを勧めた。つまり、4つの肢すべてで◯✕の判定をせよ、と。

そういうスタンスで問題を解かなければ、過去問の価値は半減してしまう。

過去問はある意味、宝の山である。捨てていい肢など無いに等しい。「誤っているものはどれか」でも考え方は同じである。

上でも述べたが、一つ一つの肢の正誤を瞬時に見抜き、判別する。

言い換えれば、肢の分析。この訓練を地道に行うことで、過去問が自身の血肉となり、合格をつかみ取ることができるようになるのだ。

正解肢を選んだことに満足し、残りの肢を疎かにしていたら合格は遠のくばかりである。

──どの教材も中途半端

端的にいえば、一問一答と分野別過去問集をマスターすれば合格できる。

不合格になる人は、まずここができていない。というか、完璧に仕上げた教材が一冊もないのが特徴だ。

すでに手を付けている教材があるにもかかわらず、あの教材が良いと言われればそれを買い、またあの教材が良いと聞けばそれも買う。

次から次へと手を広げていく。

結果、どれも満足に消化できずに終わってしまう。

合格者の大半は違う。他の教材に目移りせず、今やっている教材を徹底的に使い倒そうとする。

仮にそれが過去問集ならば、100%かそれに近い正解率を叩き出す。70%や80%で妥協することはない。

だが不合格者の多くは、何をやっても中途半端なままだ。

テキストを半分以上読み進むことさえままならず、一問一答の正答率や分野別過去問の正解率が90%を超えることはほぼないと言ってよい。

──友人の誘いを断れない

もしあなたの友人が、本当にあなたのことを考えているならば、あなたを誘ったりしない。

試験が近いことをその友人が知っていたのなら尚更である。

にもかかわらず誘ってきたら、その友人はただの友人であって親友ではない。

親友ならば、これまで頑張ってきたあなたを知っているはず。あなたが合格することを、何よりも一番に考えてくれているはずである。

実は私も、本試験が近い夏以降に、職場の同僚に何度か誘われた。

しかし私は、自分の中で「宅建合格」が最優先だったので、誘いはすべて断った。

「付き合いの悪いやつだなぁ」

と揶揄されたりもしたが、私は気にせずに信念を貫いた。もしそれで、友人関係にヒビが入ったとしても、

「その程度の友人関係なら壊れてもいい」

とさえ思った。

今ならば、その友人も悪気があったわけではなく、いつもの軽いノリで誘ってきたのだと分かる。私も頑なになりすぎてた面があった。

だがやはり、本試験が近いことを知っている親友なら、決して誘うことはなかったはず。

逆の立場だったら、私は誘わない。

年に一度しかない試験の大切さを身に沁みて感じているから。

──勉強をしたりしなかったり

一週間に一日、空白の予備日を設けている場合は別として、基本的に「勉強しない日」は作らない方がいい。例えば、

「今日は5時間勉強したから明日はやらない」

というのはいただけない。一週間の勉強時間を14時間に設定して、土日に7時間ずつ勉強するから平日は勉強しない、というのもまずい。

勉強にはリズムがあるから、そんな偏った勉強をしていたのでは、いつまで経ってもリズムを作り出すことはできない。

総じて、毎日コツコツ勉強するのは女性が得意で、男性は苦手にしていることが多い。近年の宅建試験において、女性の方が男性より合格率が高いのはそのことも影響していると思う。

私の場合、どんなに疲れていようが、体調が悪かろうが、「一日30分以上」を最低限のノルマとして自分に課した。

もちろん、目標は「一日2時間以上」としていたが、毎日継続して勉強することが何よりも大切だと感じていたからだ。

また、「週に14時間以上」もノルマだったので、不足分の埋め合わせは土日にした。

小見出しにあるように、「勉強をしたりしなかったり」が一番まずい。

冷静に考えて、許容範囲内の勉強しない日数は、週にせいぜい2日まで。3日連続で勉強しないと取り戻すのが困難になる。

仮に一週間勉強しなかったら、リセットして最初からやり直しである。こんな勉強の仕方で合格できるわけがない。

精神論になってしまうが、合格したいのなら、もっと自己管理を徹底して自分に厳しくなってほしい。

──スマホ依存症

もう少し幅を拡げれば、パソコンやタブレット、携帯ゲームなどもそれに準ずる。

ある芸能人の女性が、某有名国立大学へ進学するために、自身のスマホをガラケーに替えて勉強に取り組んだ結果、見事合格を果たしたという記事を読んだことがある。

なるほどガラケーならばインターネットは制限されるし、通話やメールなど必要最小限の機能しかないものもある。

皆さんにそこまでは望んでいないが、そういう意気込みは必要だということ。

一日の間に、一体どれくらいの時間をスマホに費やしているのかを計算してみるといい。

勉強に関係のあるYouTube動画とかならまだしも、映画やアニメを観たり、ネットサーフィンに費やしている時間は膨大なはずだ。

それらの時間をせめて半分にし、その分宅建の勉強に時間を回せば、合格に近付けることは明白である。

特に本試験が間近に迫った9月以降は、できることならスマホは見ない方がいい。

ネットにも有益な情報はあるから、完全に遮断しなくてもいいと思うが、合格するためにスマホは一日30分だけにするとか、何らかの対策は講ずるべきだと思う。

とにかく今、何が皆さんの勉強の妨げになっているのか、一度洗い出してみるといい。

それで少しでも勉強に集中できる環境を作り出すことができれば、合格が視界に入ってくることは間違いないだろう。

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土地・建物の2択問題【免除】

──問いの49、50番

受験生の7〜8割は、46~50番までの「免除科目」を受ける。しかし、この免除科目対策に十分な時間を注げない人が大半ではないだろうか?

免除科目は比較的易しいが、いくら易しくてもノー勉で3点以上を取るのは困難なので最低限の対策は必要となる。

特に土地(問49)と建物(問50)。両方で2点あるのだから、これらを捨て項目にするわけにはいかない。

勉強さえすれば最低1点、うまくいけば2点ゲットできるかも知れないからだ。

2点といえば、都市計画法や建築基準法、借地借家法と同じ配点である。

モノにするにはそれなりの時間(各10時間以上)が必要だが、土地と建物については、それらの半分以下の勉強時間で済む。

今回、さらに時間のない受験生のために、計1~2時間で、通常の「土地・建物」を学習した場合と同じ効果が出るよう工夫してみた。

2択問題という形をとったが、ベースは過去問である。土地が15問、建物が15問のわずか30問にすぎないが、論点の重複がないように私がセレクトした結果である。

テキストを読んで一問一答を解き、その上、分野別ないし年度別の過去問を解いていたのでは、土地と建物だけでも5時間は下らなかったはずだ。

それを1~2時間でできるようにしたのだから、これを利用しない手はない。

なお、ここには地形図や建物の構造図がないので、そのへんは手持ちのテキスト等を参照してもらいたい。

──土地の2択問題

①地図上で見ると、急傾斜地では等高線の間隔は【a 密、b 疎】になり、傾斜が緩やかな土地では等高線の間隔は【c 密、d 疎】になっている。

②等高線が山頂に向かって高い方に弧を描いている部分は【a 尾根、b 谷】で、山頂から見て等高線が張り出している部分は【c 尾根、d 谷】である。

③低地は、国土面積の約【a 13%、b 25%】であり、洪水や地震による液状化などの災害危険度は【c 高い、d 低い】

④旧河道は、地震や洪水などによる災害を受ける危険度が【a 高い、b 低い】所である。

⑤台地や丘陵の縁辺部は、豪雨などによる崖崩れに対しては、【a 安全、b 危険】である。

⑥台地、段丘は、水はけも良く、宅地として積極的に利用されているが、自然災害に対して安全度の【a 高い、b 低い】所である。

⑦自然堤防は、主に砂や小礫からなり、排水性がよく地盤の支持力もあるため、宅地として【a 適している、b 適していない】

⑧埋立地は、一般に海面に対して比高を持ち、海面より低いこともある干拓地に比べ、水害に対して【a 安全、b 危険】である。

⑨谷の出口に広がる扇状地は、土砂・礫が堆積してできたものであるため宅地に適しているが、地盤は堅固ではなく、土石流災害に対しての安全性は【a 高い、b 低い】

⑩低地の中でも、扇状地の中の微高地、自然堤防、廃川敷となった旧天井川等は、災害の危険度が【a 高く、b 低く】、沿岸部の標高の低いデルタ地域、旧河道等は、災害の危険度が比較的【c 高い、d 低い】

⑪谷底平野は、周辺が山に囲まれ、小川や水路が多く、主に柔らかい粘性土で構成された地盤であり、建物の基礎地盤に【a 適している、b 適していない】

⑫三角州は、河川の河口付近に見られる軟弱な地盤であり、地震時に液状化現象が発生する可能性が【a 高い、b 低い】

⑬後背湿地は、自然堤防や砂丘の背後に形成される軟弱な地盤であり、宅地に利用されることが【a 多く、b 少なく】、水田として利用されることが【c 多い、d 少ない】

⑭断層は、ある面を境にして地層が上下又は水平方向にくい違っているものであるが、その周辺では地盤の強度が安定して【a いる、b いない】ため、断層に沿った崩壊、地すべりが発生する危険性は【c 高い、d 低い】

⑮地すべり地の多くは、地すべり地形と呼ばれる独特の地形を呈し、棚田などの水田として利用されることが【a ある、b ない】

──建物の2択問題

①木材の強度は、含水率が大きい状態の方が【a 大きく、b 小さく】なるため、建築物に使用する際には、その含水率を確認することが好ましい。

②木材に一定の力をかけたときに圧縮に対する強度は、繊維方向に比べて繊維に直角の方が【a 大きい、b 小さい】

③集成木材構造は、集成木材で骨組を構成したもので、体育館などの大規模な建物に【a も使用されている、b は使用されない】

④一般に、水、セメント及び砂(細骨材)を練り混ぜたものが【a モルタル、b コンクリート】、水、セメント及び砂利(粗骨材)を練り込んだものが【c モルタル、d コンクリート】である。

⑤コンクリートは、圧縮に【a 強く、b 弱く】、引っ張りに【c 強い、d 弱い】という特徴がある。

⑥枠組壁工法(ツーバイフォー工法)は、主として【a 柱、b 壁】の耐力によって地震などの外圧に抵抗する方式であるため耐震性が高い。

⑦常温、常圧において、鉄筋と普通コンクリートを比較すると、熱膨張率は【a ほぼ等しい、b かなり異なる】

⑧柱と梁(はり)の接合部が固く接合された直方体で構成する骨組形式を【a ラーメン構造、b 壁式構造】といい、鉄筋コンクリート造においては一般的に用いられる。

⑨鉄骨造は、自重が軽く、靱性が大きいことから、大空間の建築や高層建築の骨組に【a 適している、b 適していない】

⑩鉄骨構造は、不燃構造であるが、火熱に遭うと耐力が減少するので、耐火構造にするために耐火材料で被覆する必要【a がある、b はない】

⑪鉄筋コンクリート造に使用される鉄筋は、コンクリートの表面【a にできる限り近づけた、b から距離を設けた】方がよい。

⑫鉄筋コンクリート構造におけるコンクリートのひび割れは、鉄筋の腐食に【a 関係する、b 関係しない】

⑬鉄筋コンクリート造の柱については、原則として、主筋は【a 4本以上、b 8本以上】とし、主筋と帯筋は緊結しなければならない。

⑭耐震構造は、建物の柱、はり、耐震壁などで【a 弾性、b 剛性】を高め、地震に対して十分耐えられるようにした構造である。

⑮免震建築物の免震層は、基礎と上部構造の間に積層ゴムやオイルダンパー(油の粘性を利用した装置)を使用して【a 地震に耐える、b 振動を軽減する】構造方式である。

【答】

土地の2択問題→① a、d ② b、c ③ a、c ④ a ⑤ b ⑥ a ⑦ a ⑧ a ⑨ b ⑩ b、c ⑪ b ⑫ a ⑬ b、c ⑭ b、c ⑮ a

建物の2択問題→① b ② b ③ a ④ a、d ⑤ a、d ⑥ b ⑦ a ⑧ a ⑨ a ⑩ a ⑪ b ⑫ a ⑬ a ⑭ b ⑮ b



じっくり派とスピーディー派®️

──テキストvs過去問

宅建試験では、テキストはもちろん重要だが、過去問はテキストの何倍も重要である。

早い段階でそれに気付けば「一発合格」も夢ではないのだが、如何せんテキスト信者が多すぎる。完璧主義者ほどその傾向が強い。

テキストそのものを否定しているわけではない。あくまでも比重の問題だ。

そもそも500~700ページにも及ぶテキストを隅々まで理解して記憶することなど、我々凡人には不可能である。

以前に「テキスト至上主義の弊害」の中でも述べたが、テキストは軽くさらっと読んで、過去問学習に時間を費やす。

これが最短ルートで宅建試験に合格するための、言わば「王道」なのだ。

そして、このテキストと過去問のどちらにウェートを置くべきかの議論と共に、もう一つ見極めておかなければならないテーマがあった。

──じっくり派、それともスピーディー派?

私は「パパリン宅建士」の名でTwitterもやっているのだが、2019年の夏前に、あるフォロワーの女性から、勉強法のアドバイスを求めるDMが届いたことがある。

その中に、

「過去問は何周くらいするべきでしょうか?」

という質問があったが、まず受験生には、過去問をじっくりと解いていくタイプと、スピーディーに解いていくタイプの、概ね2つのタイプに分かれることを私は彼女に伝えた。

ちなみに私はじっくりと解いていく派で、息子の健斗はスピーディーに解いていく派である。

じっくり派は、過去問を3~5回転させればほとんどの問題をマスターできるが、スピーディー派は10~20回転はさせなければならない。

そのフォロワーの女性は、私の見立てではスピーディー派だと思ったので、そのことを本人にDMで伝えた。

そしたら彼女も、

「私も自分はスピーディー派だと思います」

と返信してきたので、少なくとも過去問を10回転以上させるようにアドバイスした。

サブノートは作らないが、テキストや過去問に書き込みをする私のようなタイプはじっくり派で、書き込みはほとんどせず、一気にテキストや過去問を読み終えてしまう健斗のようなタイプはスピーディー派といえる。

使用していた過去問の画像をアップするが、じっくり派の私が使った過去問はこんな感じ。↓

対してスピーディー派の健斗が使っていた過去問はこんな感じである。↓

私は解説部分の画像で、健斗は問題文の画像という違いはある。しかし健斗の過去問には解説部分にまったく書き込みがなく、あるのは回転数を示した問題文の上のレ点のみだ。

3箇所ある□のチェック欄に、最初は鉛筆でレ点を付け、その後は赤いボールペンでレ点を付けていった様子が見てとれる。

レ点の数は全部で21個だ。

スピーディー派は、じっくりと時間をかけて問題を解かないかわりに、回転数は半端なく多い。回転数が増えるたびに段々と精度が高まっていくものと考えられる。

そういう意味では、私と健斗の勉強法は真逆だったのかも知れない。

どちらのタイプが正解で、どちらのタイプがダメというわけではない。

正反対の取り組み方であっても、最終的に合格を手にしたという点は同じなのだから、、

今、私が皆さんに言いたいのは、自分がどちらのタイプなのかを早い段階で見極め、本試験まで、それぞれのタイプに応じた回転数を目標に頑張ってほしいということだ。

もちろん回転数がすべてではないが、一つの指針にはなる。

そしてそれが達成できれば、過去問の正解率95%以上も自ずとクリアできるようになるだろう。


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孤独に打ち克て®️

──資格学校か独学か?

私も息子の健斗も、資格学校(予備校)や通信講座は利用していない。

健斗が2年目に、総合資格学院の「無料オープン模試」と、LECの「ゼロ円模試」と「ファイナル模試」を受けたくらいだ。

資格学校については、家から近いとか会社の帰りに寄れるなど、交通の便がよければ私は行きたかった。プロの講師の生の講義を聴けるし、同じ目標を持った仲間に出会えるから。

しかし残念ながら、LECやTACや大原は、家からも職場からも遠かった(名古屋市)。

岡崎市にある総合資格と日建は、会社とは真逆の方角にあり、かつ自宅から車で片道45分くらいかかるので厳しかった。

だから私は「独学」を選択した。というより選択せざるを得なかった。

通信講座も考えたが、当時は今ほど充実しておらず、また内容のわりに高価なのが嫌だった。

勉強を始めた当初は、どんなテキストを使用したらいいのかさえ分からず、近所の書店で成美堂の『合格テキスト』を買って読んでいた。

途中で『らくらく宅建塾』の存在を知ってそちらに乗り換え、その後、らくらくの簡易版『まる覚え宅建塾』→『パーフェクト宅建の一問一答』『とらの巻』『ウォーク問』3冊という順に手を付けていった。

あと部分的ではあるが、『パーフェクト宅建の要点整理』という要約テキストも使用した。

今にして思えば、成美堂の合格テキストは必要なかったと感じる。

──独学の注意点

独学にも、もちろんメリットはある。まず教材費と受験料以外にあまりお金がかからない。自分のペースで勉強を進められるetc.

だがやはりデメリットも大きい。

学習計画を立てても、ほとんどの場合は計画倒れに終わる。勉強をさぼろうと思えば、いくらでもさぼることができる。

今日は仕事で疲れた、頭痛がする、やる気にならない。毎日のようにそんな言い訳をしていたら、合格などできるはずもない。

だからこそ独学を選択した人には、人並み以上の強靭な意志の強さが求められるのだ。

私の場合、同じ目標をもった仲間がいれば、モチベーションも維持できると思った。資格学校が無理ならば、周りにそういう人がいないか探してみた。

会社の同僚や昔からの友人に、

「一緒に宅建合格を目指さないか?」

と声をかけたりしたが、誰一人として真剣に耳を傾けてくれなかった。

別に宅建でなくてもいい。何らかの資格を目指している人がいれば、それがモチベーションに繋がると思ったが、徒労に終わった。

学生時代ならまだしも、社会人になれば皆忙しいのだ。私は自分自身にそう言い聞かせた。

だから私は、誰かに頼らず、たった一人で勉強していくことに決めた。

孤軍奮闘とはこのことである。

当時はまだ息子たちが小さかったので土日に家で勉強することが難しく、図書館や公民館の自習室、車の中や公園のベンチなどで勉強していた。母の病院の待合室もそうだ。

独学の最大のデメリットは、いつでも怠けられることだと思うが、私の場合は「孤独との闘い」であった。独りで勉強していると、突然センチメンタルな気持ちになることがある。

これが私にとっては曲者だった。

──ジャン・シベリウス

独学を決心した私は、フィンランドの作曲家シベリウスの音楽を聴くことが多くなった。

私はもとよりクラシック音楽が好きで、モーツァルトやベートーヴェン、ブラームス、マーラーなどをよく聴いていた。

シベリウスのCDも何枚か所有していたが、そちらはあまり熱心には聴いていなかった。

ところが孤独に身をおくと、不思議とシベリウスが恋しくなるのだ。

「シベリウスの音楽には人が一人もいない」

誰の言葉か知らないが、言い得て妙である。

フィンランドの厳しい自然の中で育ったシベリウス。その作風は他の作曲家とは異なり、人間の喜怒哀楽がほとんどなく、北欧の大自然そのものだ。

ひんやりとした空気感までもが音楽を通して伝わってくる。

カラヤン指揮の交響曲第4~7番のCD (グラモフォン盤)は、今でも私の宝物である。

──同質の原理とは?

皆さんは「同質の原理」という言葉をご存じだろうか?

アメリカの精神科医アルトシューラーが提唱した理論で、

「気分が落ち込んだ時に明るい音楽を聴くのは逆効果で、落ち込んだ時ほど悲しい曲や寂しい曲を聴いた方が精神的に改善する」

というものだ。

音楽療法の一つらしいが、私は自分自身がそれを身をもって実感しているから、この理論はすんなりと受け入れることができた。

同じ孤独でも、モーツァルトやシューマンは部屋の片隅の孤独といったおもむきだが、シベリウスのそれは、寒冷な大自然に一人身をおくような孤独なのだ。

いわば「究極の孤独」である。

宅建のような国家試験は、詰まるところ「自分との闘い」である。それは孤独を受け入れ、それに打ち克つことを意味する。

孤独を恐れてはいけない。孤独をむしろ味方にし、自身を孤独と共に成長させてほしい。

集団の中での対人関係も大切だが、孤独がないと人は成長しないものだ。

そして合格した暁には、孤独を受け入れ、それに打ち克ったから合格できたと堂々と語り継いでもらいたい。

私は本気でそう思っている。

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