宅建・史上初の小学生合格者の父による宅建合格ブログ

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TACの一問一答セレクト600

──スタートと仕切り直し

ここまでの勉強が、予定の半分にも届いていない、又はこれから勉強をスタートさせる。

そういう人は、第一段階での教材の見直しが必要となる。そのことは、前々回のブログ記事「出遅れてしまった人たちへ」の中でも述べた。

もう一度おさらいすると、第一段階は4~6月、第二段階は7~10月の本試験前までのこと。過去問に限定すれば、第一段階の教材は「一問一答」で、第二段階の教材は「分野別過去問」のことである。

そして6月末、遅くとも7月末までには、一問一答集を一冊終えていなければならない。

4月の頭から勉強をスタートさせて、2ヵ月を過ぎた今、まだ権利関係さえ終わっていない人は、このまま続けていっても恐らく間に合わない。

だから私は、そういう人には、一問一答集を駿台からTACに切り替えることを提案したのだ。

せっかく購入した教材をムダにしたくない。そんな理由から、別の教材を購入することをためらう人もいると思うが、今年落ちて、来年また新しく教材を買い直すことに比べたら大した出費ではない。

受験料7,000円だって余分にかかる。

これから勉強をスタートさせる人も、一問一答は駿台ではなくTACを購入してほしい。ユーキャンではなくTACである。解説の詳しさも、解説が実践的なところもTACの方が上である。

それら以外の一問一答集を含め、残りの日数を考えたら収録問題数の多いものはお勧めできない。

TACの一問一答は、市販の一問一答の中では一番問題数が少ない。しかし解説が詳しく実践的。少ない日数でマスターすることが可能な一問一答集。

これからスタートする人、仕切り直して再スタートをかけたい人は、TACの一問一答集に賭けてみてほしい。まだチャンスの芽は残されているから。

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──セレクト600の使い方

駿台の一問一答は、収録問題数が1,234問なのに対し、TACのそれは610問である(改めて数えたら600問ではなく610問だった)。

具体的には、権利が212問、業法が173問、法令が155問、その他70問である。

確かに少なめだが、一冊を終わらせることに意味があるから、これだけは必ず終えてほしい。何よりも一冊マスターすることが自信に繋がるからだ。

権利を10日、業法7日、法令7日、その他3日を目安に終えてもらいたい。もちろん1回では覚えられないので、少なくとも3~5周はしてほしい。

解説が詳しいので、大抵の問題はそれだけで理解できると思うが、それでも分からないときは、ためらわずにテキストを読むといい。

テキストは、LECの『とらの巻』が一冊あれば十分だが、必要性を感じるのなら、同じTACのわかって合格るシリーズの『基本テキスト』を購入しても構わない。リンクしていれば使いやすいだろう。

とにかくTACの一問一答をマスターできれば、駿台ほどではないが、その後スムーズに『ウォーク問』等に移行できるはずである。

最後に、もう一度だけ教材を整理しておく。

【第一段階の教材】

一問一答セレクト600(TAC)

【第二段階の教材】

ウォーク問❶~❸(LEC)

【共通のテキスト】

とらの巻(LEC)又は基本テキスト(TAC)

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