宅建・史上初の小学生合格者の父による宅建合格ブログ

史上初の小学生合格者(当時12歳/小6)の父による宅建合格ブログです。これから宅建試験にチャレンジする方々に、最短距離で合格を勝ち取るためのノウハウを提供します。勝利の方程式&95%理論の提唱者!!

論点を刻み込む

──過去問vs予想問

どちらも似たようなものだと思うだろうか?

例えば、年度別過去問を使って平成29年度の問題を解いたとしよう。この年の合格基準点は35点だった。仮に、初見ではなく、何度か過去問を繰り返した上での40点だったとする。

この40点と、直前予想模試を初見で解いたときの40点とは、天と地ほどの差とまでは言わないが、富士山とエベレストくらいの差はある。

初見でどちらも40点ならばそれほどの差は付かないが、何度か繰り返した後での40点と、初見の40点とではまったく意味が異なるということ。

いやそれ以前に、そもそも使用目的が異なる。私は年度別より分野別を推しているが、分かりやすくするために、ここでは年度別を取り上げてみた。

過去問集を使う本当の意味は、単にアウトプットするだけではない。過去問の一つ一つの肢を丁寧に分析し、その論点を吸収する。

そういったインプット作業を含めての過去問学習である。この部分が、アウトプット主体の予想問とは本質的に異なるのだ。

年度別でも分野別でもそれは同じ。過去問=アウトプットという画一的な考えしかしていないと、必ず行き詰まるときがくる。市販模試や会場模試でも思ったような点数が取れない。

宅建試験では、テキストより過去問の方が何倍も大切だ。もちろん、それには理由がある。

ご存知のように宅建試験は、過去問の焼き直し問題が、全体の6~8割を占める試験である。平均すると約7割。この焼き直し率は、他の法律系の資格試験よりも高い(行政書士試験だと約4割)。

また宅建試験には、試験問題に独特な言い回しがあり、問題文も長めだ。過去問でこの言い回しに慣れておかないと本試験で足をすくわれかねない。

テキストだけではこの訓練ができないのだ。テキスト至上主義者が合格しにくいのは、主としてこのためではないかと思われる。

宅建試験では、過去問を自身の血肉となるまで、何度も繰り返さなければならない。過去問の一つ一つの肢に内包された論点をすくい上げ、自身の脳裏に焼き付ける。その繰り返しが大切なのだ。

過去問=アウトプット+インプット(論点の吸収)
予想問=アウトプット主体

この違いはしっかり理解しておいてほしい。

──宅建・唯一の論点集

一問一答や四択過去問で、繰り返し学習しているのだが、正解率(正答率)が8割前後で頭打ちになっている受験生の声をときどき耳にする。

ただ漠然と過去問を解くだけでは、肝心の論点が抑えられない。恐らくその部分が曖昧だから、次のステージへと加速できないのだ。

吸収すべき論点を理解し、自身の中に取り入れる。意識して取り入れる。そしてそれを脳裏に刻み込み、自身の血肉とする。

このプロセスがいい加減だと、当然のことながら、過去問の正解率も伸び悩む。

というか、その部分で伸び悩んでいる人は、そもそも論点の意味を理解しているのだろうか?

以前に私は、ブログ記事の中で、論点の意味について触れたことがある。

過去問を解く意味とは?
https://paparing-takkenshi.com/entry/2020/01/18/185515

この記事を読んでいただければ、大抵の人は論点が何なのかを理解できると思う。それでもなお、

「論点とはなんぞや」

という方には、次のLECの書籍をお薦めしておく。

本のタイトルこそ『最重要ポイント555』だが、要は宅建試験に必要な論点を555集めたものだ。言い換えれば「宅建試験の論点集」である。

宅建試験用の市販教材は数多くあれど、論点集となればこれが唯一ではないだろうか?

過去問の正解率が8割前後で停滞してしまっている人は、論点を吸収する以前に、論点が何かを明確に理解できていないように思う。

そういう受験生にとっては、この論点集は大いに参考になるはずである。

問題を解いた後に論点をすくい上げるのではなく、最初に論点が提示してある点が良い。

そのすぐ後に「一問一答」も用意されているが、論点を確認するためのものだから、答えは◯✕のみで解説はない(一問一答の数は約1,000問)。

やはり以前に、私は「宅建試験には、およそ500~1,000の論点があるらしい」と述べた。

この教材の論点の数は555である。ここに記されている論点をすべてモノにできれば、恐らく合格ラインには到達する。

論点の意味が分かっていなかった人はもちろん、ある程度の実力者が、本試験前に論点の見落としがないかを確認するために用いるのも有効だろう。

メインの過去問集が『ウォーク問』であっても、手元に一冊あって損はない論点集だと思う。

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