宅建・史上初の小学生合格者の父による宅建合格ブログ

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これだけ!まんが宅建士(2021年度版)®️

日建の『これだけ!まんが宅建士』の2021年度版が昨年10月に発売された。

これまで3分冊で発売されていたものが、今回から1冊にまとめられ、値段も3分冊のときの合計金額より若干安くなった(税込2,420円)。

一昨年と昨年の2年間に渡って、私はこのまんが本の「権利関係編」を推薦してきた。今回、宅建業法編や法令・税その他編も含めて1冊にまとめられたことになる。

権利関係編が一番優れているが、宅建業法編や法令・税その他編も、他のまんが本よりは読みやすいし出来もいいと思う。

まんが本だから、宅建の勉強をしたことがない初学者向けともいえるが、意外に内容は充実している。本試験が30点前後のリベンジ組が読んでも、それなりの効果は期待できるだろう。

いきなり分厚いテキストから入っても、大抵の人は途中で挫折してしまうのが落ちだ。

まず前哨戦としてまんが本から入り、全体像をつかんでから通常のテキストに移るのも一つの案だと思う。

情報量は、通常のテキストの4分の1程度だと思うが、最重要といえる部分は概ね掲載されている。恐らくこれ1冊で、半分の25点くらいは取れるのではないか?

ただ掲載順が、宅建業法編→法令・税その他編→権利関係編となっているところが少しだけ気になった。できれば最初に権利関係編を置いてほしかった。

でもまあ、読む順序は読み手が決めるものだから、それほど大きな問題ともいえない。

私がまんが本にその価値を見出だすようになったのは、以前にまんが本と過去問だけで、宅建に合格した人の話を何度か耳にしたからだ。

本来ならば、その中間に何らかのテキストを差し込みたいところだが、過去問集1冊だけで合格した人がいることを考えれば、それも決して不可能なことではない。

手前味噌ながら、その中間部分に、私のブログ記事の「要点まとめ」シリーズ(タイトルの後に【権利】【業法】【法令】などが付いているやつ)を挟み込むのもありかと思う。

まんが本→要点まとめ→過去問(一問一答)

という感じに。

通常のテキストは辞書として用い、まんが本→要点まとめでインプット作業を済ませる。

そうすれば、テキストを通読する膨大な時間をはしょることができ、大幅な時間短縮となる。余った時間を、過去問学習に充てられる。

これがまんが本の最大のメリットだろう。

そして、数あるまんが本の中で、一番優れているのが日建の『これだけ!まんが宅建士』である(次点は『マンガ宅建塾』)。

2020年度版と比べて、まんがの部分はほぼ同じだが、箇条書きされた部分がいくらかリニューアルされて読みやすくなった。

2021年度の宅建合格を目指す方々は、1月か2月、遅くとも3月末くらいまでに、このまんが本を繰り返し読んで宅建試験の全体像を把握しておいてほしい。

それが土台となり、知識の核となり、2021年度の合格に結び付くと思われるから。

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