宅建・史上初の小学生合格者の父による宅建合格ブログ

史上初の小学生合格者(当時12歳/小6)の父による宅建合格ブログです。これから宅建試験にチャレンジする方々に、最短距離で合格を勝ち取るためのノウハウを提供します。勝利の方程式&95%理論の提唱者!!

もう間に合わないかも?®️

──当たって砕けろ

この時期、こんな言葉がよく耳に入る。

「もう間に合わないかも、、」

せっかく合格を目指して頑張ってきたのに、そんな弱音を吐いてどうするの?

ここで諦めてしまって本当にいいの?

模試で半分以下の点数しか取れなかったとしても、諦めるにはまだ早い。

仮に、合格できなかったとしても、本試験を経験したという事実が残る。

これは他に変えがたいものだ。

あの独特な雰囲気を経験していれば、来年受けた時にプレッシャーが半減する。より合格しやすくなる。

経験をお金で買うのだ。結果が悪くたっていい。この際、結果は二の次である。

何もしないで静観するより、行動を起こして砕け散った方が10倍、いや100倍マシだ。

──本試験会場での奇妙な出来事

私が本試験を受けた当日、私の席の左斜め前に、初老のくたびれた感じの男性がいた。

リュックから過去問でも取り出すのかと思いきや、ジュンク堂と書いてある紙袋を取り出し、その中から帯付きの『らくらく宅建塾』の真新しいテキストが出てきた。

どうやら、この会場に来る途中でジュンク堂へ寄って買ってきたようだ。

そしたら次に、ペンケースの中から黄色いマーカーを取り出し、おもむろに最初のページから塗り始めたのだ。

「おいおい、まさか今から勉強開始か?」

しばらく見ていると、

「う~ん、難しいなぁ」

などと独り言をつぶやいている。どうやら本当に、今から勉強を始めた模様。

まさか本試験が始まる直前に、しかも試験会場で初めて宅建の勉強を開始するなんて、、

「このおっさん、宅建試験を舐めてるな」

と私は思った。しかし一方で、

「もしかしたら只者ではないのかも」

とも思った。摩訶不思議な光景だった。

合格発表の日、インターネットで私の受験番号を確認したとき、その初老の男性の合否も気になったのでついでに調べてみた。

合格者の中に私の受験番号はあったが、その初老男性の番号は案の定なかった。

私の番号の前10人と後15人が不合格だったのだから間違いない。

言い方は良くないが、こんな人でも本試験を受けにきていたのだ。だから皆さんも、合否にこだわらず本試験だけは受けてほしい。

もちろん、合格に手が届きそうな人は、頑張って合格をつかみ取ってもらいたい。

──最後まで諦めるな

毎年、約2割もの人が、受験料を支払ったにもかかわらず本試験を受けないでいる。

お金がもったいない、だけではない。

本試験会場で独特の雰囲気を味わうチャンスを捨て、2時間で本試験問題を解き切る感覚さえ放棄する。

言葉はキツいが、敵前逃亡と同じことである。そんな人生で良いのか?

とにかく本試験だけは受ける。合否に関係なく、逃げないで受ける。こういうポジティブな姿勢が、合格を引き寄せるのだ。

初受験が20点に満たない人が、翌年には合格基準点を上回った例などいくらでもある。

本試験を受けなければ、この先の展望が見えてこない。受ければ、この先やらなければならないことが絞られてくる。

目標が明確になるのだ。だから諦めずに、本試験だけは受けてほしい。

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