──はじめに
2023年度の宅建試験は、事前予測では合格ラインを36ないし37点とする人が多かったが、36点に帰着した。
合格率は17.2%だった。
宅建の合格発表前後は、ネットではある意味お祭りのような状態になる。
正式な合格発表は11月21日の午前9時30分からだが、例年、午前0時過ぎに合格基準点や合格率などの客観的なデータがリークされる。
いわゆるフライング発表だが、これがお祭り気分を助長させるのだ。
そして午前9時30分過ぎに、不動産適正取引推進機構のホームページに合格者の受験番号が掲載される。
こういった一連の流れを、次の受験生のための情報源として時系列に沿って残しておくことにした。
この記事の目的はそこにある。
──合格発表前後
【11月20日】〜合格発表前日
いよいよ明日、2023年度の宅建試験の合格発表です。
11月21日(火)の午前9時半から、不動産適正取引推進機構のホームページに合格者の受験番号が掲載されます。
気になる合格基準点ですが、例年通りなら今日の24時、正確には11月21日午前0時過ぎに、X(Twitter)でフライング発表されるはずです。
自己採点で合格点に達していてもマークミスの可能性がゼロではないので、必ず午前9時半からの正式発表で受験番号の有無を確認しておきましょう。
そこにご自身の受験番号が掲載されていれば晴れて合格です。
https://x.com/paparing_tks28/status/1726387156342714801?t=PeaeFOifDs8lOP84Zz8nHw&s=09
【11月21日】〜午前0時過ぎ
合格基準点や合格率、合格者数などの客観的データがリークされる。
合格ラインは36点でした!
日刊不動産経済通信 23年度の宅地建物取引士資格試験(宅建試験)の合否判定基準は、50問中36問以上正解(登録講習修了者は45問中31問以上正解)で合格でした。合格者の皆さん、おめでとうございます!
不動産適正取引推進機構が発表。受験者数23万3276人のうち、合格者は4万25人(合格率は17.2%)でした。平均年齢は35.6歳。
https://x.com/paparing_tks28/status/1726616762081579465?t=pttmenB0NEIyZqj04CfxuQ&s=09
【11月21日】〜午前9時30分より
合格者の受験番号が不動産適正取引推進機構のホームページに掲載される。
https://www.retio.or.jp/exam/pass/todoufukensentaku.html
令和5年度の宅建試験に合格された皆様、おめでとうございます!
難化傾向にあるこの国家試験をクリアするには並大抵の努力では足りません。
合格された皆様の意識の高さと弛まぬ努力に心から敬意を表したいと思います。
https://x.com/paparing_tks28/status/1726775626600984789?t=QHKDB804mDPO3QxrFn4siw&s=09
──過去問を極めるには
過去問中心の勉強をしてきたのに宅建に合格できなかった、、
毎年、合格発表後にこんなことをいう受験生が一定数います。
例えばウォーク問。
この世評の高い過去問集を用いて合格する人もいれば不合格になる人もいます。
その差は何なのでしょうか?
約5年間、宅建受験生と関わってきた私の個人的な意見ですが、一言でいえば、詰めの作業がしっかりできていたかどうかだと思います。
詰めるというのは、単にその問題の正解肢を言い当てるだけではなく「肢ごとに理由付けしながら疑問点をローラー作戦のように潰していく」ことです。
私が常々言っている95%の正答率を達成しても、この詰めの作業を怠っていたら合格は厳しいでしょう。
95%というのは実力を可視化するための一つの目安であって、内容が伴っていなければ意味をなしません。
解説をしっかり読んで疑問点をなくし、仮に疑問点があればテキストに戻って再確認する。
その地道な作業がやがて合格へと結実するわけです。
これは一問一答でも四択過去問でも同じこと。
もうこれ以上、この過去問集から何を学べは良いのか?
この域まで達して、ようやく他の合格予備軍の受験生たちと肩を並べることができます。
ただ何となく過去問を解き、それで満足しているうちは合格はまだまだ遠いです。
詰める学習の大切さ!
これに目覚め、日々実践していくことができれば合格はもはや必然といえるでしょう。
https://twitter.com/paparing_tks28/status/1730028971671306566?t=pXgAf6PEwuIroccD0d1xsw&s=19