9月に入り、Twitterでのつぶやきをブログに残しておこうと考え、実践した。「過去問vs模試 10のつぶやき」というタイトルで、ある程度ジャンルを絞り込んだものだった。
今回は、そういう特定のジャンルにこだわらず、思い付いたものをそのまま載せてみた。思い付きといっても、それは私の経験と信念に基づいたものであることは言うまでもない。
本試験が迫ってくると、大抵の人は不安に駆られ、迷いが生じたりする。その迷いが、合格を遠ざけることもあるから厄介だ。
そんな受験生たちが、道を外さないように、外してもすぐに軌道修正できるように、そんなツイートを12ほど集めてみた。
毎日コツコツと勉強をするのは、男性より女性の方が向いているのかも知れない。ここにあるように、100か0か、白か黒かに分けてしまう人は、女性より男性の方が多いように思う。
宅建に限らず、毎日コツコツと勉強を続けていくことが成功へとつながる。今日は疲れたから勉強しない、やる気が起きない、と言い訳ばかりしていたんじゃ合格はおぼつかない。
大学受験や資格試験に戦略は付きものだ。本命の大学では英作文が出題されないのに、英作文の勉強ばかりしていてはダメだろう。
それと同じで、宅建も出題頻度の高い項目を重点的に抑え、頻度の低い項目に時間をかけすぎないことが重要である。
単純に、間違えた問題だけを取り上げて、そればかりを重点的に勉強すれば、この問題はすぐに解決する。
それら間違えた問題ができるようになり、また最初から全問解いていけば、次は9割以上正解できているはずである。
たまに、10月に入ったら過去問より模試の方を重要視する人がいるが、直前期こそ過去問を回すべきだ。
もちろん模試も必要だが、模試ばかりというのはいただけない。模試は、今の実力を可視化するためのもの。その本質はアウトプットにある。
過去問は基礎であり、学びのツールでもある。単にアウトプットだけではなく、インプットの要素も含まれているからだ。
直前期になると、隣の芝生が青く見えるというか、いろいろな情報に振り回されがちである。今一度、原点に返って、これまで学習してきた過去問の精度を高めることに時間を費やした方がいい。
過去問は大切だが、過去問だけだと、知識が断片的になって情報が整理できないこともあるだろう。
出題頻度の高い重要項目くらいは、点と点を結んで線や面を作り上げておきたい。そんなときこそ、私の「要点まとめ」シリーズをお役立ていただければと思っている。
都市計画法と建築基準法について、出題頻度の高い項目を挙げてみた。
また「要点まとめ」シリーズの宣伝になってしまうが、タイトルの最後に【権利】【業法】【法令】などが付してあるものが「要点まとめ」と考えてよい。
▶各分野の効率的勉強法🎯
https://www.paparing-takkenshi.com/entry/2020/06/26/190225
知らない人も多いので、ここで説明しておくことにした。
民法に比べたら「借地借家法」なんて簡単なもの。そういう先入観があると、借地借家法で苦しむことになるに違いない。
配点も2点ある。借地借家法は、とにかく情報量が多い。この情報量の多さが壁となり、苦手意識を持ってしまう人がほとんどではないだろうか?
同じ2点でも、法令の建築基準法の情報量よりはまだマシだ。そう思って取り組むしかない。借地借家法をマスターするには、ある程度の時間は覚悟しなければならない。
同じ時期に受けた(解いた)模試の点数に、大きなバラツキの出る人がいる。そういう場合、普通はそれらの平均点を拠り所にするものだが、それは危険だと思う。
その模試が、信頼できる大手予備校のものならば尚更だ。例えばLECの市販模試。この模試は全部で4回分あるが、その最低得点こそ、今の自分の実力だと思った方がいい。
このツイートにあるように、本当の実力者は、最高得点と最低得点の振れ幅が小さいのだ。これは紛れもない事実である。
LECの『直前予想模試』が難しすぎるというツイートを見かけたことがあるが、それって何情報だろうか?
▶LECの直前予想模試(2020)
https://www.paparing-takkenshi.com/entry/2020/06/08/214121
本試験の合格基準点が35点くらいなら、LECほど難易度が本試験に近い模試はないと思うのだが、、
宅建試験では、難問を追いかけてはダメ。基礎が完璧ならば、それだけで合格できる。
正解率50%以上の問題がすべて正解ならば、過去のデータ上では100%合格である。全受験生の正解率が50%以上の問題が難問のはずがない。
逆に、難問がいくつか解けても、基礎問題をそれ以上に落としていたんじゃ合格は厳しくなる。こんな本末転倒なことにならないように注意してもらいたい。