宅建・史上初の小学生合格者の父による宅建合格ブログ

史上初の小学生合格者(当時12歳/小6)の父による宅建合格ブログです。これから宅建試験にチャレンジする方々に、最短距離で合格を勝ち取るためのノウハウを提供します。勝利の方程式&95%理論の提唱者!!

短時間で1点とれる3項目etc.

──はじめに

私は以前に、宅建試験の直近10年間の項目ごとの出題頻度を◎◯△で表して記事にしたことがある。「試験に出るとこ出ないとこ」というブログ記事がそうだ。

試験に出るとこ出ないとこ
https://www.paparing-takkenshi.com/entry/2020/05/03/231425

この中で、直近10年で6回以上の出題があるものに◎を付けて青文字とし、その中でさらに重要なものを赤文字で表した。

そしてその赤文字の項目は、権利関係の代理を除いて、すべて「要点まとめ」シリーズとして用意してある。代理も、「改正民法の条文穴埋め&一問一答」の中にある。

これら赤文字の項目こそが、必ず抑えなければならない最重要項目だ。どれか一つでも苦手にしていたら合格は厳しいだろう。

また赤文字項目に関しては、過去問のみで乗り切ろうと考えない方がいい。最重要なので、しっかり頭の中を整理し、周辺知識も獲得しておくと万全である。

そのためにも「要点まとめシリーズ」等が役に立つはずだ。下記の記事にURLが貼り付けてあるので、ぜひ活用していただきたい。

各分野の効率的勉強法🎯
https://www.paparing-takkenshi.com/entry/2020/06/26/190225

赤文字の最重要項目をマスターしたら、次に抑えるべきは青文字の重要項目である。もし赤文字と青文字の項目をすべてマスターできたら、合格点は言うに及ばず、40点以上だって余裕で得点できるに違いない。

「赤文字だけでも大変なのに青文字なんて」

もう思うかも知れない。そういう人は、まず最初に次の3項目を抑えてほしい。これら3項目は、他の項目に比べて、比較的短時間でマスターすることが可能だ。

区分所有法
国土利用計画法
宅地造成等規制法

普通の受験生でも、土日の2日間だけで、3項目すべてをマスターできる。早い人なら、1日でマスターしてしまうかも知れない。

それくらい費用対効果の高い項目なのだ。それでは順に解説していこう。

──費用対効果の高い3項目

【区分所有法】

権利関係に属し、民法の特別法の一つである。特別法といえば「借地借家法」にばかり目が行きがちだが、この区分所有法の方がマスターは容易だ。

中でも集会決議要件の数字が特に重要で、これらに絞って勉強してもいいかも知れない。

決議要件の数字というのは、5分の1以上・過半数・4分の3以上・5分の4以上など、区分所有者および議決権でどれだけの賛成が必要かといったものである。

【国土利用計画法】

ここは事前届出制事後届出制の要否を見定め、手続き等をしっかり理解する必要がある。

特に、事後届出制!!

法令分野の中では、農地法、宅地造成等規制法と並んで比較的マスターしやすい項目だ。情報量も多いとは言えない。

事前届出制の「注視区域」と「監視区域」、事後届出制の「面積要件」等を理解し記憶すれば、かなりの確率で得点できるはずだ。

【宅地造成等規制法】

この法律は、危険な造成工事のせいで、人命や財産を脅かされないよう、宅地の造成に規制をかけることが目的である。

これも法令の中では情報量が少なめで、得点しやすい項目である。

規制区域内の許可制届出制、宅地の保全等、造成宅地防災区域の4つを理解し記憶すれば、それだけで1点が確保できるだろう。

──5問免除について

いわゆる免除科目だが、ここでの5項目は、先の3項目と同等か、それ以上に早く終わる。土日の2日間かけて学習すれば、恐らく4得点くらいは可能だろう。

問47の「不当景品類及び不当表示防止法」のみややページ数があるが、内容的には比較的易しいので問題ない。

問46の「住宅金融支援機構」の正解率がやや低いが、逆にこれをマスターすれば5得点も夢ではなくなる。

問48の「統計」、問49・50の「土地・建物」については、ブログ記事があるので参考にしていただきたい(上記▶各分野の効率的勉強法🎯のURLをタップ)。