宅建・史上初の小学生合格者の父による宅建合格ブログ

史上初の小学生合格者(当時12歳/小6)の父による宅建合格ブログです。これから宅建試験にチャレンジする方々に、最短距離で合格を勝ち取るためのノウハウを提供します。勝利の方程式&95%理論の提唱者!!

解く順序と時間配分®️

──はじめに

今回は、宅建の本試験問題の「解く順序」と各分野の「時間配分」について解説していきたい。

どうやって正解肢を導き出すかに意識が向かいがちだが、こういう情報を事前に知っておくと今後の戦略も立てやすくなるというもの。

闇雲に1番から順に解いていって失敗した例をいくつも耳にしているので、見過ごすわけにはいかないと思い、記事を残すことにした。

──解く順序について

最初に、権利関係や法令上の制限、宅建業法、税および免除科目が、どのような順序で振り分けられているのかを確認しておきたい。

 ..1~14 権利関係
 15~22 法令上の制限
 23~25 税など
 26~45 宅建業法
 46~50 免除科目

解く順序は、およそ次の「3つのパターン」に分けられると思ってよい。

オーソドックスに1~50までを初めから順に解いていく。
まず15~50の問題を解き、最後に1~14(権利関係)を解く。
26~50を先に解き、次に15~25を解く。そして最後に1~14を解く。

もちろん、これ以外の解き方もあるが(統計を先に解くetc.)、ほとんどの受験生は、これら3つのパターンのどれかに当てはまるのではないか?

また、本試験のマークシート用紙は、左半分が1~25で、右半分が26~50となっている(注・5問免除者は46~50の問題が免除されている)。

宅建より上位の法律系資格の合格者や法学部生など、民法がある程度得意な人ならば、普通に①のやり方で解いていけばいいと思う。

しかし権利関係が得意ではなく、どちらかというと苦手な人は、②か③のやり方を試してほしい。

宅建業法を得点源にしたい人は、③の順序がオススメだ。私も息子の健斗も③の順序で解いていった。

法令上の制限が得意な人ならば、②の順序で解いても構わない。

逆に権利関係は、他の分野よりも考えさせられる問題が多く、解くのに時間がかかる。だから最後に、じっくりと時間をかけて解く。

権利が苦手な人が①の順序で解いていくと、1〜14で時間を使いすぎ、焦って法令以下の問題でミスを誘発する可能性がある。

ただでさえ法令や業法は引っかけ問題が多いのに、、

それを避けるためにも、①ではなく、②か③の順序で解くべきだろう。

──時間配分について

宅建試験は、全50問を2時間(注・5問免除者は1時間50分)で解く試験だ。

これを単純に、120分÷50で、1問あたりに使える時間を計算すると「2分24秒」となる。

更に、1肢ずつ細分化した時間を弾き出せば、2分24秒は144秒だから、144秒÷4で「36秒」となる。

これだけしか時間がないと捉えるか、それともこれだけの時間があるんだと前向きに捉えるか、、

また宅建試験の問題には、瞬時に答が導き出せるものと、5分考えても答が出せないものがある。

業法あたりは、報酬額の問題を除けば案外早く答にたどり着く。恐らく1問解くのに2分とかからないし、1分かからずに解けることもある。

逆に、権利は考えさせられる問題が多く、時間もかかる。

よって時間配分は、権利とそれ以外の2つに分けて考えた方がよい。

私は皆さんに、権利の14問については各3分、権利以外を各2分で解いていくことをオススメしたい。

時間配分の戦略としては、ざっとこんなところである。

──時間配分の補足

権利は1問あたり約3分、権利以外なら約2分。この部分だけは、大雑把にでも頭に入れておいてほしい。

ただし例外もある。業法と法令で出題される計算問題には注意が必要だ。

報酬額の計算(業法)
建ぺい率の計算(法令)
容積率の計算(法令)

これらの計算問題は、とても2分で解けるような代物ではない。

かといって、業法や法令は得点源にしなければならないので捨て問にするわけにもいかない。だから多少時間がかかってでも解く。そのために、

「権利以外の問題は2分で解く」

の括りは外す。すべての問題で括りを外すのではなく、これらの問題に関してのみ外すのだ。

──反射的に解く

また業法などは1分~1分30秒ほどで解ける問題も多いので、ここで少し時間に余裕が生まれる。

特に問題数の多い業法は、過去問のすべてをマスターし、瞬時に解答できるようにしておきたい。

「反射的に解く」

という言い方に置き換えてもいい。

ご存じのように、宅建試験は一肢あたりの問題文が長い。他の資格試験と比べてもそれは顕著だ。

すべての問題文をじっくりと読んでいると時間が足りなくなってしまう。

業法を反射的に解けるようになれば、少なくとも時間が足りなくて焦るということはなくなる。マークシート用紙をすべて埋められなかった、という最悪の状況も避けられる。

合格するために必要な過去問の正解率は95%以上だが、こと業法に限っていえば100%である。

本試験で、業法に時間をとられているようでは合格はおぼつかない。時短のカギは「業法が握っている」といっても過言ではないだろう。

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