宅建・史上初の小学生合格者の父による宅建合格ブログ

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LECの直前予想模試(2020)

──模試には当たり外れがある

毎年、6月になると、店頭に「宅建予想模試」が出揃い始める。私も息子の健斗も、それらの中から数冊購入して時間を計って解いたものだ。

「市販の模試ならばどれをやっても同じ」

そういう意見もある。だが私が実際に解いてみて感じたことは、

「市販の模試には当たり外れがある」

ということだ。問題の質の良し悪しもあるが、一番まずいのは、本試験とはまるでかけ離れた模試が存在することである。

2年前までのデータだが、住宅新報出版の『パーフェクト宅建の直前予想模試』は特に酷かった。重箱の隅をつつくような奇問・悪問のオンパレードで、自信喪失に陥る人もいたのではないか?

私も10年前、本試験を一週間後に控えた頃に解いてみたが、17点しか取れず、頭の中が真っ白になったのを覚えている。一瞬とはいえ、本試験を辞退しようかと思ってしまったほどだ。

昨年でいえば、成美堂の『法改正と完全予想模試』も似た感じだった。

「こんなの本試験には出ないだろう」

と思えるような奇をてらった問題ばかりで、

「パーフェクト宅建の後継者か」

と思わんばかりであった。

本試験の直前に、この手の予想模試に手を付けたがために、自信をなくして本試験そのものを辞退してしまった受験生も一人や二人ではないだろう。

私や健斗が、実際にいくつかの市販模試を解いてみた感触から、及第点をあげられるのはLEC、TAC、日建の3社だけである。

これら3社の直前予想模試は、難易度が本試験に近く、他社に比べて問題の質も良いと感じた。

──No.1の市販模試はこれだ

そして、その3社の中から、あえてNo.1の市販模試を選ぶとしたら、LECの模試にとどめを刺す。

その最大の長所は、やはり問題の質の高さだ。法改正も行き届いていて、統計問題の的中率も高い。昨年の統計問題も的中していた。

私は昨年、統計の「要点まとめ」記事を作成した後に、LECの『直前予想模試』の統計問題を4回分解いてみたが、一応全問正解だった。

この点一つをとっても、LECの模試が奇をてらったものではないことは明らかである。日本でも指折りの大手の資格学校ゆえ、その蓄積されたノウハウが予想模試にも反映されているのだろう。

通常の市販模試は、概ね3回分しか載っていないのだが、LECは4回分ある。これも大きい。

またLECは、ゼロ円模試やファイナル模試のようなオープン模試も行っているが、それらの模試と比べても、この『直前予想模試』は遜色がない。それほど質が高く出来がいいのだ。

その模試が、4回分、僅か1,760円で購入できるのである。これを本試験前にやるとやらないとでは、最大で3点ほどの開きが出るだろう。

「過去問をやれば予想模試は必要ない」

と主張する人もいるが、私はそうは思わない。

仮に、過去問しかやらずに本試験に挑んだ場合、新規の問題に戸惑う可能性が高い。

毎年、過去問の焼き直しとはいえない問題が15題ほど出題されるが、そういう初出の問題に面食らってパニックを起こし、他の易しい問題でさえ落としてしまうリスクがある。

だから私は、これまで過去問学習をメインにしてきた受験生にも、合格したければ

「本試験前に予想模試をやりなさい」

と訴えてきた。ちゃんと理由があるのだ。

このLECの『直前予想模試』を直前期やることで、法改正対策にもなるし、統計対策にもなる。

一石二鳥どころか、一石三鳥にも一石四鳥にもなりうるのだ。それほどの価値がこの模試にはある。

もちろん、すべてにおいて完全無欠ではない。添付されているマークシート用紙が大きすぎるのだ。本試験のマークシート用紙の1.5倍以上の大きさ。しかも色も黄色だし(本試験のそれは白色)。

些細なことかも知れないが、10年以上前から改善されていないので一応指摘しておきたい。

また本試験問題とは若干傾向が異なる、という指摘もある。では本試験問題と傾向まで似せた模試が一体どこにあるというのか?

その本試験問題でさえ、年度によって傾向がガラリと変わることがあるのに、、

1点差で合否が決まりかねない宅建試験。

今年度、本気で「合格」を目指している人は、ぜひ一冊購入して、本試験前には4回分終わらせてほしい。

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