──5問免除科目とは?
ご存知のように、宅建試験の全50問のうち、最後の5問が免除科目である。登録講習を修了した5問免除対象者を除き、一般受験生はこれらの問題を解かなければならない。
例年の割合としては、約8割が一般受験生で、約2割が5問免除対象者だ。
ほとんどの受験生は、権利・業法・法令の3大分野に勉強時間の大半を注ぐため、なかなか免除科目まで手が回らない。そのためか、免除科目が苦手という受験生が多い。
苦手といっても、手が回らないから苦手なだけであって、決して難易度が高いわけではない。住宅金融支援機構法がやや難しいが、全体的には易しい部類に入る。
きちんと対策を立てて勉強すれば、4点以上は狙える。逆に未学習だと2点以下は必至だ。
免除科目で4点を取ろうとすれば、テキストを通読して過去問を解くといった普通の勉強法では、恐らく20時間以上はかかるはず。
それを何とか半分以下にしたい。私はそう思って免除のブログ記事に取り組んできた。
──各免除科目の勉強法
私のブログ記事で、すべての項目をカバーできている分野は、今のところ免除科目だけである。
しかも別途テキストや過去問をやらずに、4点以上が狙えるように仕上げたつもりだ。
私は以前、Twitterにこんなツイートをした。
免除科目のうち、住宅金融支援機構と統計についてはテキストを、景表法と土地・建物については過去問を中心に学習した方がいいです。
私のブログ記事も、その考え方に則って作成してあります。【要点まとめ】
46 住宅金融支援機構
48 統計【2択過去問】
47 景表法
49 土地
50 建物
ここでいうテキストとは「要点まとめ」のことだと思っていい。
このように各項目の学習方法を2タイプに振り分けることによって、より効率よくマスターできるよう工夫してみた。
私の目算では、住宅金融支援機構が3~4h、統計が1~2h、景表法が2h、土地・建物が各1hあればモノにできる。
もちろん個人差はあるが、大体8~10時間あればマスターできる計算だ。
通常の学習時間の半分以下。これならば、免除科目まで手が回らなかった受験生でも、丸一日集中すればマスターできるに違いない。
あとはそれを実行に移せるかどうかだ。
最後に、免除科目のブログ記事のURLを貼り付けておくので、ぜひ役立てほしい。
▶住宅金融支援機構法【免除】
https://paparing-takkenshi.com/entry/2020/12/18/184440
▶統計データのまとめ(2023)【免除】
https://paparing-takkenshi.com/entry/2023/08/30/170633
▶景表法の2択問題【免除】
https://paparing-takkenshi.com/entry/2020/12/21/181045
▶土地・建物の2択問題【免除】
https://paparing-takkenshi.com/entry/2020/10/10/181159