宅建・史上初の小学生合格者の父による宅建合格ブログ

史上初の小学生合格者(当時12歳/小6)の父による宅建合格ブログです。これから宅建試験にチャレンジする方々に、最短距離で合格を勝ち取るためのノウハウを提供します。勝利の方程式&95%理論の提唱者!!

もし私が宅建受験生だったら(2022)

──第一段階に必要な教材

宅建の学習プランを第一段階と第二段階に分け、第一段階でどんな教材を使用するか迷っていたとしよう。

私のブログの読者ならばお分かりだと思うが、第二段階の教材は定番化しているので頭を悩ます必要がない。

2022年度の合格プラン
https://paparing-takkenshi.com/entry/2022/03/18/204529

問題なのは第一段階の教材だ。

当面必要となるのは、次の条件を兼ね備えた2冊である。

通読向きの基本テキスト
過去問の肢からなる一問一答集

このことを順に説明していきたい。

──基本テキストについて

第一段階は基礎固めが目的なので、あまり詳しいテキストは必要ない。

調べるためのテキストではなく、通読向きのテキストを選ぶ。

通読向きテキストとは、情報量は少なめだが、きちんとした読みやすい文章で成り立っているものをいう。

要点まとめのように簡潔にまとめられたタイプのものとは異なる。

サクサクと読み進むことができるので、初学者にありがちな、途中で挫折するリスクが少ない。

宅建試験に出題されそうなものを、A,B,Cにランク分けすると、この手のテキストはA,Bランクの情報で成り立っていることが多い。

実際、A,Bランクがカバーできていれば、合格ライン付近には届く。

Cランクの難しめの情報はほぼ掲載されておらず、基本的なことに絞られているのが特徴といえる。

それだけでは足りないのでは?

確かに、通読向けのテキストは情報量が少なめなので、過去問を解いて分からないところを調べようとしても載っていないことがある。

だから別途、詳しめのテキストを一冊用意しておくのだ。

通読向きのテキストと、調べるときに用いる活字の多いテキストの2種類を用意し、それぞれの用途に合った使い方をしていく。

メインテキストは、あくまでも通読向けの易しいタイプのものだ。

通読に適したテキストと、調べるのに適したテキストの代表的なものは次のブログ記事にまとめておいた。

初学&独学者の勉強法
https://paparing-takkenshi.com/entry/2022/04/10/155219

もう一つ大切なことがある。

教材を選別する上で、通読用テキストと一問一答を、同じ出版社の同じシリーズのものに統一することだ。

──一問一答集について

シリーズものだと各項目の配列も同じだし、両者を並行して読み進めていくことができる。

絶対に同じ出版社の同じシリーズで統一しなければならないわけではないが、同じシリーズの方が、時間のロスを回避できる点は大きい。

通読向きの代表的なテキストは概ね3冊あるが、シリーズに一問一答集があるのは、LECトリセツと『らくらく宅建塾』だけである。

らくらく宅建塾の一問一答『○✕宅建塾』は、収録問題数が少なく(約430問)、しかも2022年版が発売されていないため候補から外した。

となると、トリセツのみが上記の条件に当てはまることになる。

宅建士 合格のトリセツ 基本テキスト(LEC/東京リーガルマインド)
宅建士 合格のトリセツ 頻出一問一答式 過去問題集(LEC/東京リーガルマインド)

LECには『一問一答○✕1000肢問題集』という一問一答集もあるが、こちらは過去問ではなくオリジナル問題の肢で構成されている。

過去問よりオリジナル問題の方が総じて易しく、加えて宅建は、過去問の焼き直し率が高い試験である。

そういう意味からしても、一問一答集は過去問の肢で構成されたものから選ぶことをオススメしたい。

トリセツの一問一答集は、すべて過去問の肢で成り立っており、収録問題数は全部で727肢だ。

しかも各設問の最後に、出題年度と問題番号・肢番号が記されている。

TACの『一問一答セレクト600』より収録問題数が多く、決して問題数が不足するわけではない。

むしろそれくらいの数の方が周回しやすく、挫折するリスクも少ない。

解説も詳しいに越したことはないが、あまり詳しすぎても、一問一答の長所であるサクサク進められるという利点が損なわれてしまう。

その点、トリセツの一問一答集は解説が冗長になりすぎず、要点が分かりやすくまとめられている。

右ページに「一行解説」があり、通常の解説はそのすぐ下に載っている。

市販の一問一答集(2022年版)の中で、この一行解説が付されているのはトリセツだけである。

TACの一問一答集にもそれに近いものはあるが、すべてに付されているわけではなく、二行解説や三行解説になっているものもある。

私は皆さんに、単に○✕を答えるだけに留まらず、この「一行解説」が瞬時に頭に浮かぶくらいまでやり込んでほしいと思っている。

もちろん、通常の解説もしっかり読んで理解した上での話だ。

この一行解説と、アプリ(6/1に開始)が付属されている点がトリセツ一問一答の最大の長所だろう。

一問一答は重要論点の宝庫である。

以前に私は、ブログ記事の中で「一説によると、宅建合格に必要な論点は、およそ500~1,000らしい」と述べたことがある。

トリセツの一問一答集は727肢!

まさに宅建合格に必要な数の論点が含まれた一問一答集だといえる。

タイトルにあるように「もし私が宅建受験生だったら」、この2冊を軸に勉強を進めていったことだろう。

あくまでも、私ならトリセツを選んでいたという話で、皆さんは自分と相性の良いものを選んでほしい。

息子の健斗は、日建の『どこでも学ぶシリーズ』と相性が良かった。

吉野塾の『出るとこシリーズ』が良いという人だっているだろう。

一問一答集に限っていえば、住宅新報出版の『パーフェクト宅建士 一問一答』も優れた教材である。

4月からの勉強がうまく軌道に乗らなかった人、これから宅建の勉強を始めようとしている独学者の方々は、慎重に教材選びをしてほしい。

教材の選択権は皆さんにある。実際に書店に足を運び、最低30分以上かけてじっくりと選んでもらいたい。

その選択次第で、今後の人生が変わるかも知れないのだから、、

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