宅建・史上初の小学生合格者の父による宅建合格ブログ

史上初の小学生合格者(当時12歳/小6)の父による宅建合格ブログです。これから宅建試験にチャレンジする方々に、最短距離で合格を勝ち取るためのノウハウを提供します。勝利の方程式&95%理論の提唱者!!

法令分野で的を絞る®️

──はじめに

宅建業法が20題、権利関係が14題に対して、法令上の制限は8題しか出題されない。

しかしマスターするまでにかかる時間は、業法に匹敵する。お世辞にも費用対効果がよいとは言えない。

法令は他の分野に比べて難易度も高く、相当な実力者でも満点の8点を取ることは困難だ。

このことを踏まえれば、端から満点狙いが意味のないことだと分かる。

つまりは、「取れるところをしっかり取る」といった、ありきたりだが割り切った学習が必要となる。

では、その割り切った学習とは何か?

それは出題頻度の高いところに的を絞り、頻度の低いところは大胆にカット。満点ではなく、確実に6点を取りにいく戦略のことをいう。

法令での学習時間を減らすことができれば、その分、業法などで点数の上乗せが可能となり、全体的な得点アップに繋がるわけだ。

──都市計画法〔2題〕

都市計画法の中で、出題頻度が最も高いのは開発許可である。毎年ほぼ1題の出題がある。

これが苦手なままだと、都市計画法で2題とも落としかねない。私のブログに「開発許可の要否」と題した記事があるので、苦手な方はぜひ参考にしていただきたい。

開発許可の要否
https://paparing-takkenshi.com/entry/2020/04/16/213510

もう一つは、都市計画の種類から、13ある用途地域に代表される「地域地区」である。

地域地区には用途地域のほか、特別用途地区高度地区高度利用地区など10以上の地区があるが、それぞれの地区の「定義」や、建蔽率などの「定め」についても押さえておく。

もちろん、それら以外からも出題されるが、時間のない方はスルーしても構わないだろう。

──建築基準法〔2題〕

建築基準法では、まず用途規制の表を覚える必要がある。苦手な人が多いようだが、◯✕に絞って2時間ほど集中すれば覚えられる。

私のブログ記事、「用途規制の覚え方」を読めば、比較的短時間で覚えられるはずだ。

用途規制の覚え方
https://paparing-takkenshi.com/entry/2020/04/08/223259

他に「建築確認の要否」も、用途規制と並んで重要なので合わせて押さえておきたい。

建築確認の要否
https://paparing-takkenshi.com/entry/2020/08/09/174936

それら以外では、建蔽率と容積率防火地域と準防火地域単体規定道路規定あたりの出題頻度が高い。

用途規制や建築確認を含めて、それらすべてをモノにできれば2点も十分あり得る。

しかし、建築基準法は情報量が多くて内容も難しいので、最低1点を確保できれば良しとする割り切りも必要だろう。

──国土利用計画法

国土利用計画法には、原則となる「事後届出制」と注視区域と監視区域の「事前届出制」がある。

そして試験に頻出なのは、圧倒的に事後届出制の方だ。本試験まで時間が足りない方は、事後届出制に絞って勉強してもいいと思う。

──農地法

農地法には、3条4条5条の3つの許可があり、それぞれ役割が異なる。

言い換えれば、この3つの区別がきちんとできれば得点できるわけだ。

これについては、下記のブログ記事を読んでいただければ大方理解できると思う。

農地法を捌く
https://paparing-takkenshi.com/entry/2020/04/20/193544


──土地区画整理法

建築基準法と並んで難しいのが土地区画整理法である。本試験後の予備校分析でも、易~難レベルで「難」が付くことが多い。

これも「仮換地」「換地処分」の2つをしっかり区別し、それぞれの役割をきちんと理解することが重要だ。あとは組合と保留地か。

土地区画整理法は難しいので、仮換地換地処分に絞って、残りは軽く流せばいいだろう。

──宅地造成等規制法

宅地造成等規制法は、規制区域内で「知事の許可」が必要なのか、「知事への届出」が必要なのかを区別する必要がある。

届出の場合、誰がいつまでに届出をするのかも把握しておく。

法令の中では比較的易しく、農地法と並んで得点源にしなければならない項目といえる。

──その他の法令

その他の法令では、各法令の「許可権者」を押さえ、次いで「届出先」を押さえる。知事以外のものを押さえることがポイントだ。

毎年、宅地造成等規制法かその他の法令のどちらかが出題される。

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